雲子春秋

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蜀漢の黄氏

黄皓の出自の謎に一歩でも迫るために蜀漢にゆかりある黄氏を調べてみる。

巴西閬中の黄氏

『華陽国志』巻一 巴志
巴西)閬中縣(略)大姓有三狐、五馬,蒲、趙、任、黄、嚴也。

巴西閬中の大族に黄氏がいる。

三国志』巻四十三 黄権
黄權字公衡,巴西閬中人也。

黄権およびその子黄嵩がここの黄氏である。

南陽の黄氏

三国志』巻三十六 黄忠
黄忠字漢升,南陽人也。

かの有名な黄忠

三国志』巻四十五 楊戯伝の引く『季漢輔臣賛』
南陽黄柱為光祿勳

劉備が漢中王になった時の光禄勳、黄柱。

出自不明

三国志』巻三十二 先主伝
冬十二月,漢嘉太守黄元聞先主疾不豫,舉兵拒守。

漢嘉太守の黄元、劉備の病を知り反旗を翻した。

三国志』巻四十三 王平
丞相亮既誅馬謖及將軍張休、李盛,奪將軍黄襲等兵

戦場のアルピニスト馬謖とともに罰せられた将軍黄襲。


阿斗あと黄皓


結局何もわからなかった。
この中に縁者がいるとするならば、黄元か黄襲の可能性は高い。連座的に考えて。
まあ何の関係もない可能性のほうが高いけど。
南陽黄氏が黄忠だけでなく、黄柱という人もいたことはちょっと気になる。
何か関係があったのだろうか。