2011-06-11 夕陽は沈む 後漢 『太平御覧』巻二百一 封建部四 誅貶 引『東観漢記』 夕陽侯邢崇孫之為賊所盗、亡印綬、國除。 夕陽侯というロマンティックな侯に封ぜられた邢崇。 孫の邢之の代になって、盗賊に侯の印綬を盗まれた。 そして侯国は取り上げられてしまったのであった。 印綬は身分・役職をあらわしており、現代における社員証のようなものである。 悪用される危険性も高く、それを盗まれるということは侯国を取り上げられるほどの重大事であった。