雲子春秋

「うんししゅんじゅう」です♡ 三国志とか好きです♡

華陽国志人物伝 司馬相如

司馬相如

☆Data

字:長卿
出身:蜀郡成都
時代:前漢武帝頃)

☆Life Story

都に遊学した。文章を作るのに優れており、無署名で「子虚賦」を著した。
武帝はこれを読んで言った。
「私はこの人と同じ世の人でないことが悔やまれる」*1
楊得意という人が答えて言うには
「これを作ったのは私と同郷の司馬相如というものです」
そこで司馬相如を召した。司馬相如はまた、『上林賦』を作った。
武帝は悦び、司馬相如を郎とした。
さらに『大人賦』を作って諫めたり、『封禅書』を制作したりした。
漢の文章の大家となり、官位は中郎将に至った。
世間で辞賦を作る者は揚雄をはじめとして、皆これに倣ったという。

雲子曰…

司馬相如、『史記』巻一百十七や『漢書』巻五十七に伝がある。
『華陽国志』はかなり略している。もっと詳しく知りたい人はwikipediaでも見てね☆史記』や『漢書』の本伝を読もう!
完璧で知られる蘭相如さんにあこがれて改名したとか、奥さんとの馴れ初めエピソードとかも面白いらしいよ。


ドロドロした政争が好きな私はこういった文学の徒の伝を読んだりするのが実は苦手です。
そのため補足が大変雑……。


お許しください!

*1:武帝は古代の人の作だと思っていた。