2011-05-08 杞憂な血筋 後漢 姓氏 『魏書』巻九十四 抱嶷伝 抱嶷,字道徳,安定石唐人,居於直谷。自言其先姓杞 ,漢靈帝時杞匡為安定太守,董卓時,懼誅,由是易氏,即家焉。 北魏の宦官、抱嶷。 彼の先祖はもとは杞氏であった。 杞匡という人が董卓に誅殺されることをおそれ、姓を抱に改めたという。 彼は霊帝時代に安定太守であったため、居を安定に移し、抱氏の本籍は安定郡石唐となった。 杞氏は杞憂で知られる杞国の末裔らしい。 董卓への恐れも実は杞憂だったんじゃないかと心配になる。