呉王趙夫人

『拾遺記』
呉王趙夫人，丞相趙達之妹。善書畫，巧妙無雙。
能於指間，以綵絲織為龍鳳之錦。宮中號為機絕。
孫權嘗歎魏蜀未平，思得善畫者，圖山川地形。
夫人乃進所寫江湖九州、山嶽之勢，夫人又於方帛之上繍作五嶽列國地形。時人號為針絕。
又以膠續絲髮作輕幔，號為絲絕。

趙夫人、算術家趙達の妹である。
書画に巧みでその巧妙さは並ぶ者がいなかったという。
機織りも得意で龍と鳳の錦を織り、宮中で「機絶」と呼ばれた。
孫権が全国の地形図を作らせると、夫人は見事に描いた。さらに、地形図の刺繍を作ったため、時の人々は「針絶」と呼んだ。
また糸で？*1カーテンを作り、「糸絶」といわれた。

趙達も特殊能力で出世したが、その妹も実はすごかった。

*1:膠續絲髮が何か調べてないのでよくわからなかった。