2009-09-28 唐姫(追記あり) 後漢 少帝の妃唐姫、少帝との悲劇的な別離が有名である。 その父は唐瑁、会稽太守であった。 『新唐書』巻七十四「宰相世系表 唐氏源流」 大司空珍,珍生會稽太守瑁 宰相世系表の唐氏源流*1によると唐瑁の父とされるのは唐珍である。 『三国志』巻六「董卓伝」註 續漢書曰:唐珍,中常侍唐衡弟. その唐珍は中常侍唐衡の弟であり、宦官との結びつきで官位を得たことを批判されている。 これが事実なら唐姫は宦官の親族にあたる。 それがどうしたという話だが・・・ *1:唐氏源流は他の史書との食い違いが指摘されており、ほとんど信用できないという。