雲子春秋

「うんししゅんじゅう」です♡ 三国志とか好きです♡

蜀漢の封爵

手元にある『三国会要』の三国の封爵一覧を見ていてちょっと感じたこと。
封爵については調べたこともなく知識はないのだけど、県侯(県の名を冠した侯)>郷侯>亭侯のイメージがあり、『通典』によると魏はその序列らしい。
その違いに注目して蜀漢の封爵を見てみると、将軍であった王平や句扶はそれぞれ安漢侯(安漢は県)、宕渠侯(宕渠は県)と県侯となる一方、大将軍となり政治の中枢にいた蒋琬は安陽亭侯と亭侯どまりである。
封爵一覧をちらっと見た感じだと、蜀漢の前期に活躍した人は郷侯、中期に活躍した人は亭侯、後期になると県侯が増えてるような印象がある。
あくまでも印象なので、ちゃんと調べてみたら何かがみえてきたりこなかったりするかもしれない。
いつかやりたい。(すでに誰かやってるかもしれないけど)