雲子春秋

「うんししゅんじゅう」です♡ 三国志とか好きです♡

杜の都。

現在雲子は仙台にきております。
新幹線ってほんとに速い。
最近火災で話題だったスーパーおおぞら
釧路札幌間約300kmに四時間かかる。
東京仙台間も約300km、二時間ちょっとでいける。
スーパーおおぞらより、ずっとはやい!!
はやく北海道新幹線を!どうせ釧路札幌間なんて1000年後くらいだろうけど。


仙台についた後すぐ山形県の山寺まで行ってきました。
芭蕉の「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」で有名な立石寺です。
在来線で1時間くらいゆられながら。
電車から見る風景はまさに自然!山の中。
スーパーおおぞら(笑)の窓から見た北海道の自然が追憶されました。


晴天だったのはよかったけど、気温高すぎ。
やはり東北は北海道より暑いんだな。
で、そのクソ暑い中山道登る登る登る。
体力のすっかり衰えた老体に鞭打ち、一歩一歩踏み出していく。
木々のおかげですこし涼しくなっている。
蝉の声よりも聞こえるのは川の蛙か野の飛蝗。
それはそれで風情があってよかった。
ただ、風景に目をやるような余裕が無く、あまり覚えてない。
多分ここは音を楽しむスポットなのだ。そうに違いない。
ただ時々露出した茶色い岩肌と、深緑の木々がおりなす色彩は絶妙であった。


閑かさや岩にもたれる虫の息――雲子


帰りにお土産屋で食べた力こんにゃく。からしとよくなじんでおいしかった。こんにゃくっておやつ感覚なんだね。


話の舞台は仙台に戻る。
「仙台=牛タン」という短絡的思考に支配された凡愚であるところの雲子は牛タンをただただ目指す。
猪突猛進、勇往邁進。
駅裏にある利久というのがいいよと母から聞いていたので駅裏を目指すも駅に阻まれる。
現代の函谷関、不破関
そんなとき大軍師T_Sさんtwitterで策を授けてくださった。


袁紹の易京攻めのごとく地下を往けばよい!*1


その策は功を奏し、わが軍は地下道によって見事仙台関を突破したのであった。
T_Sさんありがとうございました。


利久の牛タン定食、当然それなりの値段であったけど、やはりおいしかったし、ボリュームもあった。
牛タンそのものもよかったけど、テールスープもまた美味であった。
味を伝えるボキャブラリーに乏しいのが悔やまれる。
美味しんぼクッキングパパで鍛えてきます。


そのあと町をすこし歩いてから、きょうの宿泊先であるネットカフェへ。
仁を読んだり、漢文訓読会を聞いたり、日常で笑ったりしながら今に至る。

*1:表現には誇張が含まれております。ご了承ください。