雲子春秋

「うんししゅんじゅう」です♡ 三国志とか好きです♡

孟嘗さん

『東観漢記』巻十五薛苞伝
汝南薛苞,字孟嘗,喪母,以至孝聞。父娶後妻而憎苞,分出,日夜號泣,不能去,至被歐杖。不得已,廬於舍外,旦入而洒掃。父怒,又逐之。乃廬於里門,晨昏不廢。積歲餘,父母慚而還之。

薛苞、こいつの経歴はぶっちゃけどうでもいい。継母恐いね。それだけ。
今日の本題は字にある。
彼の字は“孟嘗”。
どこかで聞いたことは無いだろうか?
あの鶏鳴狗盗で有名な孟嘗君を思い出しませんか?
あと私を食客として養う気はありませんか?(鶏の鳴き真似はもちろんのこと、スリープの鳴き真似もできますよ。今ならオプションとして初代バブルこうせんの音も真似します。)


閑話休題
孟嘗君は薛に土地をもっていたので子孫が薛姓を名乗ったりしている。(呉の薛綜は孟嘗君の子孫)
薛と孟嘗君には深いつながりがあるのだ。


そういうのをふまえた字で、おもしろい字の付け方だと思う。


なんとも名前負けしてるけど・・・