雲子春秋

「うんししゅんじゅう」です♡ 三国志とか好きです♡

中国史

朕、皇帝になったよ☆

証拠の皇帝行璽。 以下画像大量につき注意。

役立たず

今日は時間がとれないので簡単更新。 『萬姓統譜』 無能 能,陽曲人。洪熙中任淳化縣丞。 無能、人名である。 名前負けせず役立たずだったのか。 名前負けして(?)役に立ったのか。 明代に県丞までのぼるってどのくらい有能だったのだろうか。 よくわから…

燃える夷陵

『古今図書集成』荊州府建置沿革考 彝陵州 春秋楚國地,秦彝陵。周赧王三十年,秦白起伐楚,燒彝陵,即此。三十七年,秦白起伐楚,拔郢,燒彝陵。(後略) 彝陵=夷陵である。 戦国時代、周赧王三十年、秦の白起が楚を伐った時、彝陵は焼かれた。 七年後、再…

小関索

『過庭録』 忠宣帥慶,為種詁誣訟,責守信陽。時漢上有巨賊曰羅塹,擁眾雄視一隅。忽直壓郡界,靳三十五裏,一郡皇怖失措,朝夕危陷。忠宣集郡寮,謀守禦計,皆懦怯無敢當者。有酒吏秦生請行。忠宣命攝巡尉,欲假之衆,秦曰:「無益也。」獨以數十騎,直對賊…

とある宛陵の裁判事例

晋代の書物『広陵烈士伝』に次のような話がある。 『古今図書集成』の引く 『廣陵烈士傳』 劉雋,字幼節。遷宛陵令。到官二年,政治清平,為吏民所親。時縣有友人相過者,主人歡喜為具,持刀捕犬,因誤中客,客死,家見縣平法者云:主人本有殺心,應當伏辜。…

羅甸王

『明史』巻三百十六 貴州土司 自蜀漢時,濟火從諸葛亮南征有功,封羅甸國王。後五十六代為宋普貴,傳至元阿畫,世有土於水西宣慰司。靄翠,其裔也,後為安氏。 諸葛亮は南征に功のあった済火という人物を羅甸国王に封じたという。 『続文献通考』によれば済…

とある歴史の名門氏族

古今図書集成には謎の書物からの引用が数多くある。 今日はその中の一つ『汪溪族譜』を紹介しよう。 この書物の詳細は不明。情報求ム。 『汪溪族譜』はある一族の系譜が書かれており、古今図書集成に引用されているのもその箇所だ。 その一族とは漢代の名門…

のび太とのび犬

タイトルはあんまり関係ないです。 『萬姓統譜』皇犬子 犬子,小史,初名太子,武帝曰:皇太子非可命名。于是移點于外,因名犬子。 梁の人、皇犬子。姓が皇、名が犬子だ。 初めは「太子」と名付けられていたが、武帝が「皇太子なんて名前はだめだ!」といっ…

王安石と天人相関説

天人相関説は天の運行と人の政治が関係し、人の政治が乱れると天が災害を起こして警告するというもので、古くからあった思想だが、儒教に取り入れられ漢代から特に盛んとなった。(荀子は天人相関説を否定している。) 災害の原因を人の政治の乱れに求めるた…

宋の太学

宋(960-1279)の太学がけっこう面白い。 宋初は国子監といって官吏の子弟教育などを行っていたが、学生達はほとんど学校へ行かなかった。 ただ、国子監の学生は科挙の際に、若干のアドバンテージがあったので、科挙の時期になると、学生が殺到した。 科挙の…

韓氏の系譜

前回潁川の韓氏が韓王の子孫だったりしてという趣旨の記事を書きました。 T_Sさんからのコメントで、後漢の韓棱が韓王の子孫とされていると伺いました。 恥ずかしながら韓棱という人物を一ミリも知らなかったのですが、いろいろと調べてみました。

潁川

秦虜滅韓王安,置潁川郡. 潁川は戦国時代の韓の国。 潁川の韓氏*1は韓王の末裔・・・なわけないか。 *1:韓融とか韓馥とか

徹侯と列侯

人から聞いた話。

おいしそうな名前

『晋書』巻八十一「羊鑒伝」 羊鑒字景期 名前が“ようかん”で字は“ケーキ”和洋折衷である。

王匡VS王匡

インフルエンザに罹患していて更新ができませんでしたorz

宋書

宋書は南朝宋について書かれた正史であり、三国志とは余り関わりはなさそうに思われる。 しかし、その志(し)には漢や三国志に関する話が散見される。 楽志には、漢や魏、呉の歌が収録されている。*1 百官志には、官職のあらましが書かれており、漢代、三国…